ROAとは?計算式や目安、見方を徹底解説!

ファンダメンタル分析講座
マネ夫
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企業のファンダメンタル分析において、重要な指標である「ROA」について解説するよ!

「ROA」とはReturn on Assetsの略です。日本語では総資産利益率と呼ばれます!

”Return”とはP/Lに記載される当期純利益の事ですね。

そして、”Assets”とはB/Sの総資産の事を意味しています。

計算式は「ROA=当期純利益÷資産」で求めることができます!

B/S(貸借対照表)にある資産の部に対してP/L(損益計算書)の当期純利益がどれだけの比率だったかを表した数値です!

P/LやB/Sについては、こちらの記事をどうぞ
》10分でわかる!PL・BS・CF!財務三表の見方を徹底解説!

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ROAで何がわかるの?

ROAを見ると、自己資本と他人資本の合計である「資産」をどれだけ効率的に使い、事業を運営しているかがわかります。

株式会社というのは、株主が出資した資本金と金融機関等から借入した負債を活用して事業活動を行います。1年間の事業活動の結果、うまくいけば当期純利益を生み出します。

例えば資産が100億円で、当期純利益が5億円だったら、ROAは5%になります。

ここで、同じ5億円の当期純利益を出していても、資産が半分の50億円のみで運営していた場合、ROEは10%になります!

この2社の当期純利益はどちらも同じ5億円です。しかし、資産が少ない方がROAが高くなります。ROAが高い方が、総資産に対して効率的に利益が生み出せる企業であると見る事ができますね!

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ROAの使い方

ROAを見ると、企業の資産に対して、どれだけ効率良く利益を出しているかがわかります。 様々な企業の経営効率を比較して、優良な企業へ投資対象を絞りましょう。

日本の上場企業のROA平均は5%前後です!業態にもよりますが、ROAが5%を超えていれば、とりあえず合格と思って良いでしょう。

参考までですが、直近のROAランキングを載せときます!

しかし、業種がまったく異なる企業どうしのROAを単純に比較してもあまり意味がありません。多くの資産がないと運営できない業種では当然ROAは低くなります。

2017年の情報ですが、業種別のROA平均は以下のようになっています。

例えば、鉄鋼業や電気業はかなり利益を上げていますが、インフラ投資に多額の資金が必要になるので、ROAは低めの傾向です。

自動車業界も工場建物や設備などへの投資が必要ですが、それ以上に利益率が高い為、ROAも高めの水準になっています。

さらにROAは 総資本回転率 × 当期純利益率に分解する事ができます。

ROAを総資本回転率と当期純利益率へ分解
ROAを総資本回転率と当期純利益率へ分解

ROAを総資本回転率と当期純利益率へ分解して、さらに詳しく分析すると、企業の状況がもっと良くわかるようになります。

それぞれの指標については以下の記事で解説します。
》総資本回転率とは?計算式や見方を徹底解説!
》当期純利益率とは?計算式や見方を徹底解説!

さらにROAを総資本回転率と当期純利益率に分解して、業界平均を見てみましょう。

このように、業界によって総資本回転率や当期純利益率の水準が異なります!つまり、ビジネスモデルが異なる企業のROAだけを単純に比較して優劣をつける事はできませんので注意してください。

過去数年の当期純利益の推移と資産増減の推移も時系列で確認しましょう。そして、利益が減少トレンドになっている企業へ積極的に投資する事は控えましょう。

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まとめ

ROAで企業の経営効率を見ることができます。

ちなみに、ROEは 財務レバレッジ × 総資本回転率 × 当期純利益率 ですから、 ROAに財務レバレッジを掛けるとROEにもなります。

こちらの記事もどうぞ
》ROEとは?計算式や目安、見方を徹底解説!
》財務レバレッジとは?計算式や見方を徹底解説!

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