幸福感を下げない節約方法!それは相対的な価値判断をやめること。

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どれだけ年収を高めても支出をコントロールしない限り、お金持ちになる事はできません。

しかし、パーキンソンの第2法則によると支出の額は、収入の額に達するまで膨張します。

これでは、いくら稼いでも資産を増やす事はできないので、まずは支出の制限から始めなければなりませんね。

できるだけ無駄な支出を減らして、お金は合理的に使いたいところです。

そして、既に支出管理がバッチリできており「無駄な支出なんてない!」と思っている人も要注意。

なぜなら、人間はお金を合理的に使うのが不得意だからです!

アメリカの行動経済学者ダン・アリエリー著の「予想どおりに不合理」という書籍によると、人間は絶対的な基準で価値を判断する能力が低く、相対的な比較で不合理にお金の使い方を決める特性があると述べられています。

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資産を増やす為にも、多くの人が陥りがちな「価値観の相対性」から脱却して合理的にお金を使おう!

☑人はお金に不合理である
☑人は相対的に価値判断してしまう
☑人はおとり効果に騙される
☑自分の価値判断軸を持つべき
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人は相対的に価値判断してしまう

商品の価値を判断するとき、自分にとって一体いくらの価値があるのか判断するのが不得意です。

どうしても、他の商品との機能や価格などの情報を相対的に比較して、安いか高いかを考えてしまいます。

例えば、10万円の予算でテレビを買うために家電量販店へ行ったとしましょう。

そして悩みます。

  • SONYとPanasonicは機能や性能が同じだな
  • SONYは12万円だが、Panasonicは10万円
  • Panasonicがお得だな。
  • あれ?Panasonicの定価は12万円だが、SONYの定価は16万円か。
  • やっぱりSONYのほうがお得だな。

SONYのテレビください!

今回は機能や価格差ではなく、割引率大きさを比較して購入を決めてしまいました。

本来、機能や性能が同じなら2万円安いPanasonicのテレビを買うのがお得なはず。

しかし、自分が購入する価格に関係ないはずの、「定価」を知ってしまう事で判断は変わってしまいます。

当初の予算10万円はどこへいったのでしょうか?

そもそも、テレビに12万円の価値を見いだせたのでしょうか?

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他にもこんな事例が

他にも不合理な判断をしてしまう事例はたくさんあります。

ゼロコストのコスト

2種類のチョコレートで、お一人様1つ限りセールを行います。

高級チョコレートは15円で販売し、安価なチョコレートは1円で売ります。

お一人様1つなので、選べるのはどちらか1つです。

すると、この場合は多くの人は15円出してでも高級チョコレートを買います。

次に、高級チョコレートを14円で販売し、安価なチョコレートは0円に。

すると、大半がタダで貰える安価なチョコレートを選びます。

価格差はどちらも14円なのに。

人は「タダ」に必要以上のコストをかけます。

価格の力

人は価格が安いものより、高いほうが良い物と思い込んでしまいます。

例えば、薬の価格が10円だと余り効かないのに、1,000円だと実際に物凄く効いてしまいます。

薬の中身は同じでも。

プラシーボ効果の力です。

大きな差の中の小さな差

目の前の2,000円の商品が、隣町の店舗で1,000円でセールされている事を知るとわざわざ隣町まで行きます。

しかし、99,000円の商品が98,000円でセールされていても隣町までは行きません。

隣町に行く手間はどちらも同じで、1000円得する事にも変わりはないのに。

大きな差の中の小さな差は見逃されます。

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おとり効果にだまされるな!

ダン・アリエリー著の「予想どおりに不合理」という書籍の序章で「エコノミストの三択」という節があります。

そこでは、「エコノミスト・ドット・コム」という経済誌の購読プラン選択に関する実験と、その不合理な結果について述べられています。

実験の被験者はマサチューセッツ工科大学の学生100名。

まず、購読プランは2つあります。

①ウェブ版の購読59ドル
②印刷版とウェブ版のセット購読125ドル

この場合、それぞれのプランに申し込みした人数は

①が68人。
②が32人。

次に、選択肢を1つ増やします。

①ウェブ版の購読 59ドル
②印刷版のみの購読 125ドル
③印刷版とウェブ版のセット購読 125ドル

選択肢が上記の3つにすると。。なんと!

①が16人。
②が0人。
③が84人。

という結果になりました。

この時の②と③は価格が同じなので、印刷版しか購読できない②を選択する人はそもそもいません。

すると、結局は①と③を比較するだけで良く、最初の比較ケースと同じ条件になるはずが、結果は全く異なるものになりました。

②の「おとりプラン」がある事で、③のプランが引き立って魅力的に見えるのです。

人間は比較対象が複数ある場合、できるだけ簡単な比較事項に注目してしまいます。

この実験のケースでは、価格が同じなのにサービスに明確な優劣のある②と③の比較に注目してしまいます。

すると単純比較が難しい①と③の比較は、そもそも心の中から遠ざけてしまう傾向があるのですね。

このテクニックは企業のマーケティングにもよく使われているので、引っかからないようにしましょう。

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まとめ

人間は、合理的に判断をしているように見えても、実は相対的に物事をとらえて不合理な判断をしがちです。

自分と同じ仕事で同じ成果なのに、自分より給料が高い同僚がいると不満を感じますよね?

これは比較が単純にできるからです。

しかし、自分の給料と比べて社長が2倍の給料を貰っている事については、公平で妥当なのか判断するのが途端に難しくなります。

すると、そもそも比較しようとしないので、不満になりにくいものです。

こうした相対的な基準ばかりで物事を考えると、人間は不合理な判断をしてしまいます。

節約においても周囲にまどわされずに自分の判断基準を強く持つ事が、幸福感を犠牲にせずに資産を増やす近道です。

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