企業型DCで商品選択が面倒? ターゲットイヤー型ファンド がオススメ!

投資信託

企業型確定拠出年金(企業型DC)の企業別の運用成績を見ると、通算期間にもよりますが、だいたい年利1%前後のところが多いんですね。

なぜならば買われる商品の多くが、定期預金や保険商品などの、いわゆる元本保証型。

日本では投資しない人がほとんどですから、若い人でも企業型DCで投資しないんですね。

みんな、損する事を恐れて損してるんです。

ちなみに私は企業型DCの制度設計や商品選定に関わっています。

話を聞くと、若い人ほど

「何を選べば良いかよくわからない」

「株って怖いんでしょ?」

「債券って何?」

「よくわからないんで預金にしてます」

「投資?知らねぇーよ!」

みたいな状態です。

とにかく興味がないし、考えるのが面倒で、難しい説明も聞きたくないし、わからない!

という方が多いんですよね。

そんな方に相談受けた時は、ターゲットイヤー型ファンドをオススメしています。

今日はターゲットイヤー型ファンドについて解説します。

★この記事でわかる事
☑ターゲットイヤー型ファンドとは
☑ターゲットイヤー型ファンドをすすめる理由
☑米国で増えてる理由
☑ターゲットイヤー型ファンドの注意点
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ターゲットイヤー型ファンドとは

企業型DCでの資産運用の目的は、定年退職後の老後資金の確保ですよね。

企業型DCでは60歳まで資産運用する事が可能なので、現時点であと何年、資産運用できるのかは決まっています。

そこで、ターゲットイヤー型ファンドの出番です。

ターゲットイヤー型ファンドとは、それぞれ個人のリタイア時期にむけて、自動的に資産配分を調整して運用してくれる投資信託です。

主に、株と債券をファンドの資産に組み入れて運用をおこないます。

基本的な資産運用の方針は同じだけれど、リタイアする年号にあわせて2030年、2040年、2050年など、ターゲットとするリタイア時期毎に商品がラインアップされています。

運用当初は組み入れられる資産の内、株の比率が高く、リタイアするターゲットイヤーに向かって株の比率をどんどん少なくして、債券の比率を高めて行きます。

ターゲットイヤー型ファンドは老後の資産形成を目的に、時間経過に応じて資産の配分比率を変更していく特殊な商品です。

以下の資産配分比率のイメージは「楽天ターゲットイヤー」の説明より引用

楽天 ターゲットイヤーファンド
楽天ターゲットイヤーの説明より出典
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ターゲットイヤー型ファンドをすすめる理由

ターゲットイヤーファンドをオススメする理由は、リタイアするまで基本的に、ほったらかしでOKだからです。

年齢に応じて、人生の残された期間は人それぞれですから、資産運用できる猶予期間も人によって異なりますよね。

現時点で最適だと思われる資産配分で投資を行っても、時間の経過と共に、最適な資産配分は変化していきます。

なので、年齢のステージに併せて、資産配分は変更していかないといけません。

しかし、資産運用に興味のない人からすると、これが面倒なんですよね!

ターゲットイヤー型ファンドを、選んでおけば若い内はリスクを取りながらも高いリターンを狙い、リタイアが近づくにつれて低リスクな商品の組み入れ比率を高めて、安全な運用に、移行してくれます。

資産配分をいちいち考えなくても年齢のステージに合わせて、教科書通りの適切な資産運用をしてくれるんですね。

投資する側に難しい知識や考える手間も必要ありません。

それでいて、定期預金などの元本保証商品と比べてリスクをコントロールしながら、高いリターンを狙える事がオススメする理由です。

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米国で増えるターゲットイヤー型ファンド

日本の企業型DCでは、ターゲットイヤーファンドはまだまだ脇役です。

主流は「定期預金」です。。。

運用額が大きくなる年代ではリスクを取りにくい為、定期預金に集中してしまうのもしょうがないのですが、若い人でも割と「定期預金」に投資(?)しているのは、個人的に悲しいところですね。

いっぽう、アメリカではターゲットイヤーファンドに投資する人が増えてきています。

以下の図は、アメリカの確定拠出年金市場におけるターゲットイヤーファンドの資産残高の推移です。

米国確定拠出年金市場におけるターゲットイヤー型ファンドの残高推移
SBI証券ホームページより出典

年々、商品のラインアップ数も充実してきており、信託報酬手数料も安い商品が登場しています。

ちなみに企業型DCでは、自分で商品を選択しない場合、企業毎に設定された「デフォルト商品」へ勝手に投資されます。

日本ではデフォルト商品の定番は相変わらず「定期預金」ですが。。。

アメリカでは、このデフォルト商品にターゲットイヤー型ファンドが選ばれるケースが増えてるんですね。

このように、デフォルト商品に選ばれる事からも、粗悪なものではない事がわかります。

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ターゲットイヤー型ファンドの注意点

ただし、ターゲットイヤー型ファンドに投資する場合にも注意点があります。

それは、「手数料」です。

信託報酬手数料として投資している資産に対して、年間1%前後取られます。

運用初期の段階では、株などに積極的に投資する為、リターンで手数料をまかなう事ができます。

しかし、運用後半になると、リターンは少なくなるにもかかわらず、同じ手数料を取られ続けます。

運用後半になれば、全て定期預金に移してしまっても良いでしょう。

また、ファンドによっては「信託財産保留額」と言う手数料が設定されている商品もあり、解約時に結構な費用を取られる商品もあります。

資産の2%程度を「信託財産保留額」として設定しているファンドもありますので、要注意です。

途中で売り買いする場合は、多くの手数料を取られる事になるので気をつけてください。

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まとめ

いろいろ考えて選ぶのが面倒くさいという人は、細かい手数料は気にせずターゲットイヤー型ファンドを選択して、リタイアまでほうっておきましょう。

しかし、手数料も長期投資となるとバカになりません。

信託報酬手数料1%でも30年で単純計算30%ですからね。

手数料の安い商品を組み合わせて、自分で資産の配分を調整するのが本当はベストです。

少し時間に余裕があれば、「資産配分」・「ポートフォリオ」・「アセットアロケーション」などのワードで、資産運用の考え方などを調べて見てください!

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