投資始めるなら株とFXどちらがオススメ?特徴やメリットデメリットを解説

株式投資

投資を始める際、株とFXどっちにしようか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

投資の王道と言えばもちろん株ですが、日本ではFXも人気がありますよね。

株式会社の始まりは17世紀頃にまでさかのぼりますが、FXの歴史は比較的浅く、日本で始まったのは1998年です。

まだ20年くらいしか経ってないんですね。

どちらにせよ、本格的に個人投資家が増えたのはインターネットの普及に伴って、手軽にオンライン取引できるようになった最近の話しです。

ちなみに、日本で株式投資している世帯は12%程度という調査結果があります。

日本は6000万世帯ほどあるので、12%というと720万世帯くらいでしょうか。

いっぽう、FXの開設口座数も500万口座くらいあるそうなので、単純比較はできませんが、どちらもメジャーな投資として人気がありますね。

今日は、どちらから始めようか迷っている方に向けて、投資対象としての株とFXの特徴の違いやリスク、メリット・デメリットなどについて解説します。

★この記事でわかる事
☑株とFXの特徴やリスク
☑投資対象としての株とFXの違い
☑どっちがオススメ?
☑向いている投資スタイル
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株とFX、それぞれの特徴

株でもFXでも、安く買って、高く売る事で差益を得る事は同じですが、投資する対象が異なります。

それぞれの投資対象について説明します。

株とは?

株とは、株式会社が発行する株式へ投資を行う事です。

上場企業の株式は証券会社の取引所で売買取引が行われ、投資家の需要と供給のバランスで価格が変動します。

株式会社は利益を出す為に日々、経済活動を行います。

そうして得られた利益は企業価値の資産を増やすので、株価を上昇させたり、一部は株主に配当され、それらが投資家の利益になります。

FXとは?

FXとは「Foreign Exchange」の略称です。日本語では、外国為替証拠金取引と呼びます。

異なる通貨間の変換率を為替レートと呼びますが、国の信用力や経済の動向に応じて、2つの通貨間の為替レートは日々変動しています。

そして、日本円で米ドルを買ったり、ユーロを買ったり、他国の通貨を売買する事で利益を得る投資法です。

証拠金取引とは、FX業者の口座へ一定のお金を預けておけば、それ以上の通貨の売買ができる仕組みです。

例えば、日本国内のFX業者では25倍までレバレッジを掛ける事ができます。

100万円の証拠金をFX業者の口座へ預けてレバレッジ25倍を設定すると、2,500万円分の他国通貨を買う事ができるんですね。

海外のFX業者の例では500倍のレバレッジを掛けれる業者もあります。

株と違ってFXには配当などはありませんが、スワップポイントと呼ばれる他国通貨と自国通貨の金利差を毎日受け取る事ができます。

日本円の金利はほぼ0%ですが、米ドルなどは2%程度あるので、米ドルを円で買うと金利差分の利益が発生します。

逆にアメリカ人が米ドルで日本円を買うと、マイナスのスワップポイントが発生するので金利差を負担しなければなりません。

スワップポイントは実際の金利差に応じて一律受け取れるわけではなく、FX業者によって設定が異なりますので、業者選びの際にはスワップポイントがどれだけ得られるのかもチェックしてください。

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投資対象としての株とFXの違い

株もFXも差益を得る事で儲ける方法は同じなのですが、投資対象として異なる特徴があります。

流動性が異なる

流動性とは世の中で取引される量の事です。

取引される量が多い事を流動性が高い、逆に取引量が少ないと流動性が低いと表現します。

実は、流動性が低い事はひとつのリスクになんるんですよ。

株の場合、上場企業の全体の株の量をみれば、物凄い量の取引がされていますが、売買する個別企業の株ごとに見ると大した事がありません。

日本の上場企業は3600社以上ありますから、中には取引量がとても少ない銘柄もあります。

時価総額の大きい大企業の株であれば、そこそこの流動性がありますが、時価総額の小さい企業だとおどろくほど取引量が少なくなるケースもあるんですよね。

株の売買では売りたい人と買いたい人がマッチングされて初めて取引が成立します。

なので流動性が低いと、売りたくても買いたい人が現れずに、適切タイミングと価格で売れない事があるんですよね。

買いたい人が現れないと、さらに売却価格を下げて、買いたい人を募集する事になります。

企業の不祥事や業績悪化がニュースに流れると、その企業の株なんて誰も買いたがらないですよね?

このような場合、株は一斉に売られるのに対し、買いたい人は少ないので、値段が一気に下降します。

流動性が高ければ、こんな時でも少数の買い手が現れますが、流動性が低い銘柄の場合は、買い手が全く現れずに、たった1秒間で数%以上も値幅が飛んで、下落する事もあるんですよ。

日本ではストップ安やストップ高という1日の値幅制限の制度が設けられており、取引市場が始まった瞬間にストップ安に達するケースも結構あります。

すると、損切の売り注文を出していても約定せず、株が売却できないまま株価だけが何日も連続で下落していくケースもあります。

このように流動性の低さというのはひとつのリスクになります。

FXの場合は通貨毎の取引になるので流動性リスクは実質的に考える必要がありません。

メジャーな通貨の組み合わせも数十種類程度のペアなので、株と比べると圧倒的に取引量が多いのが特徴です。

通貨というのは投資以外にも実需があり、輸入や輸出などの貿易における代金の決済にも使用されます。

FX以外でも通貨の売買が世界中で行われており、取引に参加している人口はとても多いんです。

為替取引は流動性が高い為、値幅が飛んで変動するようなケースはほとんどありませんし、1日の値幅制限などもありません。

なので、売りたい時には、注文を入れればすぐに売ってしまう事ができます。

見るべき指標が異なる

FXで投資する場合に見るべき指標は、主にマクロ経済に関する物に限定されます。

各国の経済政策や政策金利の動向、雇用者統計や消費者物価指数、住宅着工件数などのマクロ経済指標が為替レートに影響します。

いっぽう、株の場合は、株価に影響を及ぼす指標がたくさんあり、チェックするのが難しい場合があります。

FXで投資する場合の為替レートと同じく、マクロ経済の動向も株式市場全体に影響します。

株の場合は、個別の企業のニュースや業績、事業展開の動向、決算発表の内容や経営者の交代に関する情報など。

また、一般のニュース、企業の技術分野に関する進展や他社との競争力や財務諸表のファンダメンタル分析など、ミクロ経済指標までしっかり見ていく必要があります。

さらに株式投資の場合は銘柄を分散するのが基本ですから、このようなたくさんの指標を複数社チェックしなければなりません。

なかなか大変ですよ。

また、株の場合は、各企業の情報が完全に公平な形で公開されている訳ではありません。

企業に近い存在の一部の投資家の方が、早く情報が手に入るケースが多く、一般の個人投資家はこの点で不利とも言えます。

投資家によって情報の格差ができてしまい、インサイダー取引などもやはり存在します。

勝てるか勝てないは別にして、FXの方が少ない指標の監視で済み、広く公開されている情報を元に公平に投資活動が行える点は個人投資家にも優しいと言えるかもしれません。

投資資金の量で有利不利が変わる

株式投資の基本のひとつに「分散」があります。

ひとつの企業の株に集中投資するのはリスクが大きく、株価暴落や倒産した時は立ち上がれないほどのダメージを投資家に与えます。

その為、一度に大きな損失を出さない為には、銘柄を分散する必要があります。

株は銘柄ごとに最低購入単位が100株単位などと設定されており、ある程度の資金がないと複数社の株へ分散投資する事も難しくなります。

例えば、現在のトヨタの株価は6800円程度で、購入単位が100株単位なので、最低でも68万円が必要です。

このような企業10社に分散しようと思うと680万円が必要になり、思うように分散投資ができないケースもでてきます。

手元資金が少ないと株式投資では不利と言えるでしょう。

FXの場合は、証拠金にレバレッジを掛けて取引するので、少ない資金でも不利になるといった事はありません。

さらに国が破綻するリスクはとても少ないので、主要な先進国の通貨であれば、複数に分散投資する必要性もほとんどないでしょう。

取引市場の時間が異なる

日本株の取引は証券取引所がオープンする平日の9時~15時までに限定されます。

PTSと呼ばれる夜間取引もありますが、取引量も少なく一般的ではありません。

いっぽう、FXは平日であれば24時間取引する事が可能です。

東京・ロンドン・ニューヨークが主要な為替の取引所になりますが、その他にも世界中に取引市場があるので時間差でどこかの取引所はいつでもオープンしている事になります。

サラリーマンの場合は日中に仕事があるケースがほとんどなので、9時~15時に株価を小まめにチェックして売買するのは難しいですよね。

FXであれば仕事が終わって帰宅してから、夜に取引する事もできるのが特徴です。

レバレッジとボラティリティーが異なる

FXの場合はレバレッジを効かす事ができます。

国内FX業者では25倍。

海外だと最大500倍以上のレバレッジを効かす事もできます。

証拠金取引の制度では、手持ち資金の何倍もの通貨を動かす事ができるのが特徴なんですね。

いっぽう、株の場合は現物買いが基本となります。

信用取引の制度を使えば、株でも3.3倍までレバレッジを効かす事もできますが制度信用では6ヶ月以内に決済しなければならないルールがあったり、空売りできるのは貸借銘柄のみに限られるなどの制約があり、そこまで一般的ではありません。

株価は為替レートに比べてボラティリティが大きいので、レバレッジを効かすのはハイリスクハイリターンな投資と言えるでしょう。

為替レートでは1日に何%も変動したりする事は滅多にありませんが、株では1日10%の変動なんて日常茶飯事ですからね。

また、FXでも株でも同じですが、レバレッジを効かす取引では証券口座に担保となる証拠金を入金しておく必要があります。

株価や為替レートが下落して含み損が出た場合に担保が不足すると「追証」といって、追加で証拠金を口座に入金しなければなりません。

追証を受けた際に期日までに追加入金できなければ、含み損が出ている取引は強制的に決済されて損失が確定してしまいます。

株の場合は流動性リスクが高い事や、ボラティリティが高い事もあり、レバレッジを効かせた取引は危険です。

FXの場合は流動性リスクも低く、ボラティリティも低いので適切に損切注文をいれて資金管理しておけば、強制ロスカットされる危険性も少ないでしょう。

★株とFXの違いについてポイントまとめ
☑株は流動性が低い
☑FXは流動性が高い
☑株の方が見る指標が多い
☑投資資金が少ないと株は不利
☑株の取引きは基本9時~15時
☑FXは24時間取引OK
☑株の方がボラティリティが高い
☑FXはボラティリティが低い分レバレッジを効かせる
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株とFXはどちらがオススメ?

どちらがオススメかと言うと、投資のスタイルによって変わってきます。

長期投資する場合は株への投資がオススメです。

利益を出し続けている企業の株価は長期的に上昇していきますし、配当による収入も得られます。

複数の優良企業の株に分散しておくと企業の成長や発展と共に、投資家も利益を得る事ができるでしょう。

投資信託を通して株へ投資するのも最良の投資法のひとつです。

投資信託についてはこちらの記事で解説しています
》投資信託とは?初心者にオススメな理由をわかりやすく解説!基本は長期・分散・積立!

短期トレードで稼ぎたい場合や、手持ちの投資資金が少ない場合はFXの方がオススメです。

流動性リスクもほとんどなく、テクニカル分析がしやすい事も理由のひとつですね。

株の場合は機関投資家やヘッジファンドなどの大口投資家がまとめて取引すると一気に株価が動きます。

流動性が低い銘柄の株だと、大口投資家が価格操作する事も可能ですからね。

その為、個別企業の短期的な株価の動きはテクニカル分析をしても無意味な場面も多く、チャートパターンの再現性が低い事も、短期トレードで個人投資家が勝つのが難しい原因となります。

さらに株の短期トレードでは情報格差を考えても、圧倒的に個人投資家が不利です。

また、手持ちの投資資金が少ない場合も、分散投資の必要性がないFXの方が良いでしょう。

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まとめ

どちらがオススメかと言うと、目指す投資スタイルによって一概には言えません。

これまで解説してきた特徴もあくまでも一般論です。

一般論で言うと長期投資なら株、短期トレードならFXですが、このあたりは個人の性格や生活リズムまで関係してくるので、まずは実験的に少額から投資を初め、自分に合うスタイルを見つけましょう。

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