長期投資のメリットは?実は上がり続ける株式の価値

投資信託

皆さん「株式会社」にお勤めされている方は多いと思います。日本では会社と呼ばれる組織の内、大体4割が株式会社ですね。

ところで、利益を出している株式の価値って、本質的に上昇し続ける事をご存知でしょうか?

株式の価値が高くなる条件とは?と聞くと

  • ヒット商品で高収益が見込めそう!
  • 新規の事業が伸びそうだから!
  • 借金が少なく、今後も安定した経営が安定している!

などなど。漠然としたイメージはお持ちと思いますが、理論的に理解されている方は少ないと思います。

なぜ「株式の価値が上がり続ける」のか、しっかり理解して勝てる投資家になりましょう!

まずは財務諸表をざっくり理解する必要があります。

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まずは財務諸表を理解しよう

財務諸表とは経営活動の財務上の結果を、関係者に報告する目的で作る計算書の事です。

その計算書の中で最も重要な、「貸借対照表(B/S)」と「損益計算書(P/L)」の仕組みが理解できると、株式の価値が上がる理由が見えてきます。

株式の価値を見極めるには、必ずこれを理解する必要があります。とても簡単です。

貸借対照表(B/S)とは

貸借対照表は英語でBalance Sheetと呼びます。B/Sと表記されることが多いです。

貸借対照表は決算日時点における会社の資産と負債、そしてその差額としての純資産を一覧表示した報告書です。

左の借方欄には「資産」の勘定科目と金額が記載されます。同様に右の貸方欄には「負債」と「純資産」が記載されます。また、借方と貸方の合計金額は必ず一致します。

「資産」とは企業が持っている財産で、具体的には以下が含まれます。

  • 現預金・・・現金、預金や金銭と同一の性質がある郵便為替証書や小切手など
  • 売掛金・・・取引先に対する未収入金
  • 物的資産・・・建物やそれに付属する設備、機械装置、営業用車両、土地など

「負債」とは企業が負っている債務の事です。 具体的には以下が含まれます。  

  • 借入金 ・・・銀行などから借り入れた借金
  • 買掛金・・・ 仕入れや物品の購入に対して発生している未払い金

「純資産」とは株主資本とこれまでの利益の累積になります。また、資産から負債を引いたものと一致します。具体的には以下が含まれます。

  • 資本金・・・株主が会社に出資した金銭
  • 剰余金・・・会社がこれまで生み出した利益の累積

簡単に言うと、借対照表は企業の決算日時点のお財布の状況を表しています。

損益計算書(P/L)とは

損益計算書は英語でProfit and loss statementと呼びます。P/Lと表記されることが多いです。

損益計算書は1年間の経営成績を表す決算書で、収益に対する費用とその差である利益を一覧にまとめています。

借方欄には「費用」と「利益」が記載されます。貸方欄には「収益」が記載されます。
これも貸借対照表と同様に借方と貸方の合計金額は必ず一致します。

「収益」とは平たく言うと会社に入ってきたお金のことです。具体的には以下が含まれます。

  • 売上高・・・売上で得た代金です。
  • 営業外収益・・・営業活動以外の活動から生じる収益。受取利息、受取配当金、有価証券売却益、不動産賃貸料、雑収入など
  • 特別利益・・・臨時的に得たお金です。会社が保有する有価証券や土地の売却などで得たお金

「費用」とは収益を得るために使ったお金のことです。具体的には以下が含まれます。

  • 売上原価・・・材料や商品の仕入に掛かった代金
  • 人件費・・・営業さんやスタッフに払った給与
  • 経費・・・事務所の家賃や電気水道代など
  • 税金・・・利益が出たら法人税も払わないといけませんね

「利益」とは、1年間の事業で「収益」から「費用」を差し引いて 最終的に残った金額です。

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利益はどこへ?

損益計算書で発生した「利益」は貸借対照表の「純資産」に加算されるのです!

つまり「利益がでたよ!=純資産の増加」となるわけです。

「利益」から株主へ配当金を出す場合もあり、その場合は「利益-配当金=純資産の増加」となります。

この純資産と株主資本はイコールの関係なんです。

つまり純資産の増加は株式の価値が上がったという事なんです。

「利益」から配当を行う場合は「純資産の増加」額が減ってしまいますが、そもそも配当金を受け取るのは株主なので、株主からみた場合の価値の合計は何ら変わりありません。
株式の価値を一部取り崩して現金で受け取ったという事です。

なので利益が出ているという条件付きで、「株式の価値」は本質的に右肩上がりにあがっていくんです。

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では実際の株価が乱高下するのはなぜ?

しかし、実際に上場企業の株価チャートを見ていると、利益が出ているのに株価が下がったり、赤字なのに株価が上がったり。よくわからないけど株価は乱高下するものです。

これはなぜでしょうか?説明していきます。

需要と供給実際

株式市場で取引される上場企業の株価というのは、需要と供給のバランスで決まっています。株を買いたい人と売りたい人の、いくらで売りたい!いくらなら買いたい!というバランスで価格が落ち着くようになっています。

収益予想のブレ

株式の価値が純資産とイコールだとすれば、純資産を発行株式数で割った金額が1株当たりの価値と評価する事もできます。しかし、株式会社は経済活動を続けているので継続的に利益が入ってきます。

つまり、まだ実現していない未来の利益分も株価に折り込まれているのです。

収益の予想はあくまで”予想”なので変わる事もあり、それによって株価も変動します。

センチメント

センチメントとは「市場心理」のことをいいます。 これは、マーケット(市場)の流れの中で形成され、予想外の好材料や悪材料ニュースによって一瞬にして変わることもあります。最も複雑かつ重要な要因です。

株価は通常、将来の企業業績に対する予想が強く反映されます。これらの予想は、業界の規制動向、企業経営陣に対する世間の信頼、マクロ経済情勢など、複数の要因の上に成り立っています。

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まとめ

実際の市場での株価は、様々の理由が複合的に絡み合って短期的に変動します。

しかし長期的にみたときの株価は、その企業が持つ財務基盤と収益性などの本質的価値で正しく評価され、適正価格に必ず収束していきます。

短期の価格変動に一喜一憂するのではなく、財務基盤や収益性など、その企業がもつ本質的価値を見る能力を養いましょう。

本質的価値が高い会社の株をセンチメントの悪化で安くなっている時に買う。
これが勝者の鉄則です!

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