リバランスとは?効果は?やり方は?実はあまり意味ないかも!

投資

iDeCoや企業型確定拠出年金、投資信託などで資産運用を実践されている方は「リバランス」という概念はご存じかと思います。

最近はロボアドバイザーなどのサービスを通じて投資を始める方も増えていますので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

投資信託などで資産運用を行う場合に、ご自身でポートフォリオを考えて複数の投資対象に分散するケースが多いと思います。

「リバランス」とはこのポートフォリオの配分を最適化する作業の事です。教科書的なセオリーでは、ポートフォリオのバランスが大きく狂った時や、一定の期間毎で定期的に実施する事が推奨されています。このような資産配分を見直す管理の事をアセット・アロケーションと呼んだりもします。

しかし、リバランスにはメリットだけでなく、あまり意識されないデメリットもあるんです。

むしろ、複雑なポートフォリオを組んで頻繁にリバランスしていく戦略はオススメしません。

★この記事でわかること
☑リバランスとは
☑リバランスの効果
☑リバランスのコスト
☑リバランスをオススメしない理由
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リバランスの意味

リバランスとは自分が保有しているポートフォリオのバランスが価格変動で崩れてきた時に、見直す行為です。

例えば、投資信託で株式50万円、債券50万円に分散して合計100万円のポートフォリオを組んでいたとしましょう。比率は50:50です。

株式が60万円まで値上がりし、反対に債券が40万円まで値下がりしたとします。合計は同じ100万円のままですが、当初50:50であった株式と債券の比率は60:40に変化してしまいました。

このような時に10万円の株式を売って、10万円の債券を買うことで、再度50:50のバランスに戻し、期待リターンとリスクをコントロールする事ができます。

ウェルスナビなどのロボアド系サービスでは、ポートフォリオのバランスをあらかじめ設定しておけば、定期的に自動でリバランスしてくれます。

自分で計算して売ったり買ったりしてバランス調整する手間もかからないので、忙しい人にとってはとても便利で有益なサービスなのではないでしょうか。

ウェルスナビを始めるならこちら》WealthNavi

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リバランスの効果

リバランスにはどんな効果があるのでしょうか?

リスク許容度を最適化

一般的には1つのアセットクラスに集中して投資するのはリスクヘッジの観点から好ましくないと言われています。株式や債券、REIT、金などリスクとリターンが異なる複数の投資対象に分散するのが通例です。

株式などは期待リターンが4~5%と言われていますが、債権などと比べると価格変動リスクが大きいですね。いっぽう、債権は期待リターンが1~3%程度の商品が多く、株式と比べると期待リターンは低い代わりに、価格変動のリスクは小さくなっています。

これらの値動きやリターンが異なる複数の投資対象に分散して投資し、全体のポートフォリオを管理する事で、リスクとリターンのバランスを調整する事ができます!

逆張り投資効果

通常、株式市場と債券の価格には逆相関の関係があります。

例えば株式と債券でのリバランスで考えてみましょう。

株式が高くなったタイミングでリバランスを行うと、株式を売って利益確定した資金で、値下がりしている債券を安く買えるメリットがありますよね。

今度は、債券が値上がりすれば、高くなった債券を売って利益確定し、値下がりしている株式を安く買い直す事ができてしまいます!

これは株式と債券で交互に逆張り投資している事とイコールになるので、株式市場と債権が交互に上下変動する場面では、リバランスを行う事で効率的に利益を膨らませる効果が期待できますね!

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リバランスをオススメしない理由

しかーし!!

そもそも複数の投資対象に分散したポートフォリオを組んで、頻繁にリバランスを繰り返す資産運用の戦略はあまりオススメしません!

長期投資の運用益で生活していけるレベルの巨額の資産運用であれば、複数の投資対象に分散してリスクヘッジを行う意味は十分にあるでしょう。

しかし、サラリーマンのお小遣いを積立投資するようなレベルなら、もっと積極的にリスクを取って、集中投資したほうが良いと考えられます!

例えば、労働収入に対して、たいした金額を運用していなければ、少々パフォーマンスが悪くても、収入を伸ばす&節約で、投資資金を追加すればリカバリーできますからね。

さらに、手元の現金を無視し、リスク資産に投じている資金の中だけでポートフォリオのバランスを考えても、あまり意味がないと言う事です!

どれくらいリスクを取っているのかわからなくなる

アセットクラスが複数になる事で、投資判断が難しくなります。

外国株、国内株、債券、不動産、金も、、、なんて個人投資家は全部見て分析や予想なんてしてられませんよね。

ポートフォリオのバランス取りでリスクヘッジすると、自分がどの程度のリスクを取っているのかもわかりにくくなります。

しかも、何が最適なバランスかなんて結局はわからないものです。

リバランスにはコストがかかる

ウェルスナビやTHEO、楽ラップなどのロボアド系サービスは、預かった資金を投資信託やETFなどへ投資して運用しています。

リバランスといっても、ポートフォリオの中の投資対象を売買するだけなので、当然内部では売買手数料が発生しています。

例えサービスから手数料を直接請求される事がなくても、サービスの内部ではこうした売買コストが発生しており、間接的にサービス利用者が負担する事になるので注意しましょう。ちなみにウェルスナビでは1年間で資産の1%を手数料として取られます。

また、投資信託への投資などでリバランスを行うと、利益が出ている投資対象は売却した時点で利益の20.315%を税金として徴収されてしまいます。

株式の投資信託100万円が120万円になったとすると、売却時に約4万円の税金を取られます。債権の投資信託に買い替えしようと思っても、116万円分しか買えなくなります。

できるだけ含み益は確定せずに運用し、納税を先送りした方が福利効果で長期のパフォーマンスは向上します。十分な比較が必要ですね。

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現金の保有率を高めリスクヘッジ

リバランスによるアセットアロケーションでリスクヘッジするよりも、手元の現金比率を高める事でリスクヘッジする事をオススメします。

例えばあなたの保有する100万円の株価が半分になったとしましょう。それだけ見ると50%の損失です!

しかし、投資資金として手元に現金が400万円あれば、投資資金全体の10%しか損失を出していない事になります!

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まとめ

リバランスさせて儲かるのは誰でしょうか?

金融機関やロボアドなどのサービス提供者です。

彼らは手数料で儲けてますから、リバランスのメリットを強調し、顧客にアドバイスするフリをして、売ったり買ったりさせたいのかもしれません。

投資にかかるコストは長期的な投資パフォーマンスに置いて重要なファクターとなります。投資コストは軽視してはいけません!

ロボアド系サービスの年間1%程度の手数料が高いのか安いのかは正直微妙です。しかし、いろいろ考えた結果、面倒になって投資しないのであれば、まずはAIにお任せして投資を始めてみるのも一つの選択肢として良いかもしれませんね!

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