個人年金保険はさっさと解約!おすすめしない理由を解説!

節約・保険・税金

もしかして個人年金保険に加入されていますか?

結論から言います。

さっさと解約しましょう!

将来にしか受け取る事のできない「年金」というのは、現在価値に割り引くと、少ない価値しかないんですよ。

満期まで加入し続ければ元本は確保されますが、ノーリスクではありません。

インフレのリスクがあるんです。

インフレリスクについては以下の記事で解説

ほとんど利息がつかないのに、インフレリスクを考えると現金で貯金している方がマシです。

加入してから早い段階で途中解約すると元本割れしてしまいますが、加入して間もなければ累積の掛金も少ないので傷も浅く済みます。

少し元本割れしても解約した方が懸命でしょう。

マネ夫
マネ夫

個人年金保険が、お得な商品ではない理由を解説します。

★この記事でわかる事
☑個人年金保険とは
☑どれくらい得するの?
☑節税効果はどれくらい?
☑個人年金よりiDecoがオススメ
☑現在価値に割り引くと損な理由
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個人年金保険とは

個人年金保険とは老後の資金確保を目的として、銀行や保険会社が販売する年金商品です。

毎月、掛金を支払っていくと、将来、年金が受け取れるという仕組みです。

だいたい60歳になるまで掛金を払い続ける商品が一般的です。

もしも途中で死亡した場合は、それまで積立した掛金が死亡給付として遺族に支払いされます。

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どれくらい得するのか?

個人年金保険ではどれくらい得するのでしょうか?

具体的な商品で見ていきましょう。

明治安田生命 年金かけはし

比較的、返戻率の高い明治安田生命の「年金かけはし」という商品でシュミレーションします。

開始年齢が30歳で、毎月2万円づつを60歳まで積立します。

30年間の累積して支払う掛け金は720万円。

そして、65歳時に一括受け取りを希望すると751万円を受け取れます。

65歳~10年間にわたって年金として分割して受け取れば、少し増えて合計762万円を受け取れます。

一括で受け取ったとして、751万円を720万円で割ると返戻率は「104.3%」ですね。

30年で4.3%だけ増えました。

これって年利でいうと何%なのでしょうか?

元本と元本+利息

年利0.4%の複利で30年間積み立てした結果と大体同じになります。

つまり、個人年金保険は年間たった0.4%程度しか利息がつかないのです。

30年間も資金をロックされて、たったの年利0.4%ですよ!

さらに受け取りまでにプラス5年の据置期間があるので、年利はさらに下がります。

インフレが進めば、指を咥えながら資産が目減りしていくのを見なければいけません。

途中解約するにしても、元本割れとなって損するしかありません。

こんな少ない利息では少しのインフレで現金価値は吹っ飛んでしまいますし、実質マイナスになる可能性も高いです。

もしも、住宅ローンや自動車ローンなんて組んでたら、そっちの利息負担の方が高いですよね?

個人年金なんかに加入する暇があれば、ローンを繰上げ返済した方が得です。

さらに途中で死亡しても遺族には払った金額以上は支払われませんから、全然得しない仕組みですよね。

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節税効果はどれくらい?

個人年金保険に加入するとスズメの涙ですが、節税効果があります。

支払った保険料の一部を、課税所得から差し引く事ができるので、所得税と住民税がその分安くなります。

控除ルールは以下のようになります。

所得税計算における所得控除ルール

20,000円以下の支払保険料の場合、全額控除
20,000円~40,000円以下なら支払保険料÷2+10,000円
40,000円超~80,000円以下なら支払保険料÷4+20,000円
80,000円以上なら、一律40,000円を控除

住民税計算における所得控除ルール

12,000円以下の支払保険料の場合全額
12,000円~32,000円以下なら支払保険料÷2+6,000円
32,000円~56,000円以下なら支払保険料等÷4+14,000円
56,000円以上なら一律28,000円

所得税から最大の控除を受けられる掛け額上限は年間80,000円で、住民税の場合は56000円です。

つまり、月額6666円以上の保険料支払いで最大控除が取れます。

年収850万円くらいの人なら、所得税20%・住民税10%になるので、その時の節税効果は、40,000×20% + 28,000×10% = 年間10,800円の節税効果になります。

微妙な金額です。。。

節税効果を期待するなら個人年金保険よりもiDeCoに加入した方が断然お得です。

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iDeCoがオススメ

老後の資産形成と節税効果を狙うのであれば、iDeCoに加入する方が断然お得です。

iDeCoとは国が推奨する制度で個人型確定拠出年金とも言います。

iDeCoについては以下の記事をどうぞ

給与天引きでiDeCo口座に入金したお金は、毎月の所得税・住民税が丸ごと免除されます。

節税目的で尚且つリスクを取りたくなければ、iDeCoの定期預金商品に預けるだけで、所得税と住民税を節約する事ができますね。

iDeCoに6666円掛けた場合、

約80,000×20% + 約80,000×10% = 年間24,000円の節税効果になります。

さらにiDeCo口座で投資信託などを購入すれば、得られた利益に対しても非課税です!

ただし、iDecoは口座の運営管理手数料が掛かる証券会社もあるので、掛金があまりに少額だと、かえって損する事もありますので注意してくださいね。

マネックス証券なら運営管理手数料は0円です。

iDeCo口座開設はこちら》マネックス証券 iDeCo

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現在価値に割り引くとずっと損

「現在価値」って概念をご存じですか?

実は将来にしか受けとる事のできないお金って、現時点での価値は低いのですよ。

例えば30年後に受け取れる100万円は、年利1%で現在価値に割り引くと741,922円の価値しかありません。

個人年金保険の年利は0.4%程度ですから、100万円を30年間割り引くと現在価値で887,132円になります。

もしも、あなたが年利1%で資産運用できるとすると、個人年金に加入する行為は、現在741,922円で売っている「30年後に100万円もらう権利」をわざわざ887,132円も出して買う行為と同じという事になります。

もし、2%で運用できるなら「30年後に100万円もらう権利」を552,070円で買える事になります。

さらに、3%で運用できるなら「30年後に100万円もらう権利」をたった411,986円で買える事になります。

わざわざ887,132円も出して買いますか?

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まとめ

個人年金保険は自分ではどうしても貯金できない人専用の商品と言えるでしょう。

リスクはありますが、投資信託で全世界の株式に投資すれば年4~5%程度の期待リターンが得られます。

年3%程度の利回りで良いなら、米国債券を買う方が安全でずっとお得です。(為替変動リスクはあります)

アメリカが破綻するリスクよりも、いち保険会社が破綻するリスクの方が高いと思いませんか?

さらに債券や投資信託はいつでも売却して現金化できるのでインフレにも対応できますね。

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