有利子負債月商比率とは?計算式や見方を徹底解説!

有利子負債月商比率とは?計算式や見方を徹底解説! ファンダメンタル分析講座
マネ夫
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有利子負債月商比率について解説するよ!

有利子負債月商比率とは1ヶ月あたりの月商に対して、金融機関などからの借り入れがどれくらいあるかを表します。

負債の部の中でも、利息の支払いが伴う短期借入金と長期借入金を合計したものを有利子負債と呼び、これを月々の売上と比べたのが有利子負債月商比率なんですね。

企業は事業へ投資する目的で、しばしば金融機関から借金をしますが、もちろん利息を払ったり元本返済もしていかなければなりません。

毎月の売上げ規模に対して、毎月の利息支払いや元本の返済が大きくなりすぎると経営への負担も大きくなりますよね。

あまりに、有利子負債月商倍率が高い場合は、売上減少していまうことで、返済が困難な状態になってしまう可能性も高いです。

計算式は、有利子月商比率(%)=有利子負債÷(売上÷12ヶ月)です。
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有利子負債月商比率で何がわかるの?

有利子負債月商比率を見れば、企業の1ヶ月の売上に対する有利子負債の規模がわかります。

例えば、1年間の売上が480億円の企業で考えてみましょう。

そして、有利子負債である短期借入金と長期借入金の合計が40億円の場合、有利子負債月商比率は100%となります。

有利子負債月商比率2

次に1年間の売上が同じ480億円で、有利子負債が60億円ある場合の有利子負債月商比率は150%。

有利子負債月商比率2

有利子負債月商比率を見れば、売上の大きさに対する利息の支払いや元本返済の負担がどの程度の規模になるのかがわかりますね。

ちなみに、短期借入金と長期借入金は、返済する期間によって分けて表示されています。

特に短期借入金は1年以内に返済する必要がある借入金なので、一般的に長期借入金よりも資金繰り面の負担は大きくなります。

短期借入金と長期借入金のバランスにも注意してください。

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有利子負債月商比率の見方

有利子負債月商比率は、業種によって水準が異なりますから、同業間で比較して相対的に高い比率になっていないかチェックしておきましょう。

一般的には500%を上回ると、返済が難しくなってくると言われますが、返済期間や利益率などによっても一概には言えないので、企業の安全性は様々な指標から多面的に判断する必要があります。

有利子負債が増えている場合も危険ですが、売上が落ちている事が原因で有利子負債月商比率が高まっている場合は特に注意が必要です。

また、現在の有利子負債月商比率だけではなく、過去数年間の推移にも注目してください。

予想外に売上が下がってしまった場合は、収入も減ってしまうので、当初の返済計画もスムーズにはいきませんよね。

返済に行き詰まれば倒産してしまう事になるので、売上と有利子負債の増減トレンドはよくチェックしておきましょう。

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まとめ

有利子負債月商比率は、企業の安全性を見る為の指標となりますが、単純に比率が高いから全てが悪という事ではありません。

今後の売上を伸ばす為の事業投資資金を調達する目的で、あえて借入を増やす場合もあります。

トレンドに変化が見られる場合は、IR情報や有価証券報告書に借り入れした資金の使途が載っていないか確認しましょう。

また、有利子負債月商比率は単に売上と借金の規模を比較した指標です。

例え売上が伸びたからと言って、必ず利益が上がる訳ではありませんよね。

利益額が低下していないか、また、売上に対する利益率も順調に伸びているかを、損益計算書や当期純利益率、ROE、ROAなどの推移から確認してください。

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