ドルコスト平均法でリスクが減るというのは嘘!タダの気休め!

投資

よくオススメされる良い投資方法のひとつに「ドルコスト平均法」による投資があります。

信託関連の書籍や証券会社のホームページなどを見ても、ドルコスト平均法による積立投資のメリットについては、よく解説されていますよね。

そして、ドルコスト平均法の何がメリットなのかというと「リスクが減らせる」という事です。

しかし、これは大ウソです!

ドルコスト平均法で投資をしたところで、投資した資金に対してのリスクは減りません。減るように思うのは錯覚です。

今日はドルコスト平均法でリスクが減らない理由を解説します。

☑ドルコスト平均法とは
☑ドルコスト平均法でリスクが減らない
☑それでもドルコスト平均法はベターな方法
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ドルコスト平均法とは

マニュライフ生命HPより引用
マニュライフ生命HPより引用

ドルコスト平均法とは、定期的に決まった一定額を買い付けする投資方法です。

例えば、「毎月3万円!」と決めたら3万円づつを同じ投資信託などへ投資していきます。

投資信託の基準価額が3,000円なら3万円で10口購入できますね。

さらに、基準価額が2800円に値下がりすれば10.71口と多く購入できます。

そして、3300円に値上がりしている場合は9.09口だけを買う事になります。

このように買い付けする金額を一定にしておくと、高い時は少なく買って、安い時にはたくさん買う事ができますね。

これによって買い付け価格が平均化できるので、短期的に高値掴みしてしまう事を避ける事ができます。

そして、金融機関のホームページなどでは、このドルコスト平均法を「リスクが低減できる」方法だと説明しています。

投資におけるリスクの考え方については以下の記事で詳しく解説しています

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ドルコスト平均法でリスクは減らない

ドルコスト平均法で買い付けする事で、リスクを低減できるというのは本当でしょうか?

ドルコスト平均法にリスク低減効果はない

確かにドルコスト平均法を使えば、取得価格を平均化する事はできます。

しかし、これは投資金額に対して、リスクを低減した事にはなりません。

投資する資金を小出しにして、リスクそのものを取らないようにしているだけだけです。

つまり、単に投資していないだけです。

投資で得られる期待リターンは「投資額×時間」ですから、なるべく沢山のお金を、長い時間にわたって投資する方が、多くの期待リターンを狙えるわけです。

ドルコスト平均法で小出しで買っていては、投資額も徐々にしか大きくなりませんから、その間に得られる期待リターンも逃してしまいますよね。

そして、手持ち資金を全額投資しきった際の投資元本に対するリスクについては、まとめて投資した時となんら変わりありません。

ドルコスト平均法による投資はリスクを取るのを先送りしているだけで、それは同時にリターンを得るのも先送りしている事になります。

取得価格の平均化でパフォーマンスが悪化する事も

ドルコスト平均法で買うよりも、本来は安い時にまとめて買うのが一番お得なわけです。

しかし、ドルコスト平均法では、高い時にも買ってしまう事になります。

けど「安い時がいつかなんてわからない!」という反論もあると思います。

確かにそうですよね。

いつが「安いか高いか」を予想する事はとても難しい事です。

しかし、それは今すぐまとめて買う場合でも同じ事で、もしかすると今が一番安い時かもしれませんよね?

すると、ドルコスト平均法で時間分散して買うと、高値でも買ってしまう事になり取得単価を上げてしまうかもしれません。

結局は、確率分布する価格の変動を考えると、まとめて買ってもドルコスト平均法で買っても期待値は同じです。

しかも、長期的に右肩上がりになる株式市場では、今が一番安い可能性が高いです。

米国株500社で構成されるS&P500指数
米国株500社で構成されるS&P500指数

今が「安いか高いか」の予想が難しいのであればこそ、今すぐにまとめて買って長期に期待リターンを狙うべきです。

投資を今すぐ始めるか、それとも10年後に始めるのか、どちらが良い?と聞かれたら、直感的にも今始めるほうが良いと思いますよね?

薄れる取得単価の平均化効果

さらに、ドルコスト平均法は後半になればなるほど、平均化する効果も少なくなります。

例えば45万円に5万円足すと、これまでの平均取得価格に対して10%分のインパクトがありますが、195万円に5万円足しても2.5%のインパクトしかありませんからね。

平均化する効果もかなり少ないです。

毎回、投資元本に対して10%増になるように積立するなど、定率で積立てる金額を増やしていければ、取得単価の平均化効果も持続しますが、そんなのは現実的に無理ですよね。

しかも、一定期間で定率積立にする戦略では、初回の投資額が相対的に少なくしないと続かないので、結局これも非効率です。

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でもドルコスト平均法はベターな方法

しかし、ドルコスト平均法での投資がダメなのかと言うとそうでもありません。

ベストではないですが、ベターな投資方法です。

というか、ほとんどの人がドルコスト平均法で投資せざるを得ない状況だという事です。

一括投資できる現金が手元にあれば、ドルコスト平均法ではなく、多くの期待リターンを狙える一括投資が効率的。

しかし、それ以上に投資額を増やしたくても、手元に資金がなければ、投資できませんよね?

では、まとまった投資資金が貯まるまで、待てば良いのかというとそれも非効率です。

貯まるのを待たずに、少しずつでも早く積立投資する方が、多くの期待リターンを狙えます。

つまり、毎月の収支から残った資金で投資元本を捻出する場合は、結果的にドルコスト平均法で投資せざるを得ないという事になってしまいます。

なので、ドルコスト平均法は「一般的にアピールされるようなリスク低減効果はないものの、そうせざるを得ない事が多いよね。」という程度に思っておきましょう。

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まとめ

未来はいつも不確実なものです。

不確実なものに投資してリターンを得るには、必ずリスクを負う必要があります。

しかし、過度にリスクを恐れずにリターンを狙うのが投資です。

無駄にリスクだけを背負う事は避けなければいけませんが、リターンに見合うリスクは積極的にとっていきましょう。

ちなみに、ローリスクハイリターンな投資は存在しませんがハイリスクローリターンな投資はゴロゴロあります。

しかし、ドルコスト平均法で投資するタイミングを分散したからといって、投資額あたりのリスクが低減される事はありませんので、手元に資金が有るならまとめて投資し、無いなら仕方ないのでドルコスト平均法で積立投資しましょう。

ご注意ください。

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