確定拠出年金制度の中でポートフォリオを組むのは間違い!資産配分はトータルで考えよう!

投資信託

確定拠出年金制度(DC制度)を活用して老後の資産形成に取り組む方も増えてきていますね。

DC制度は投資で得た利益が非課税になるだけでなく、老後の資産形成を真剣に考えるきっかけとしても、良い制度だと思います。

2019年においては企業型と個人型(iDeCo)を合わせた確定拠出年金加入者は800万人を超えており、年々増加する傾向です。

しかし、投資に不慣れな方は、毎月の掛金をどの商品に投資するかで悩まれるのではないでしょうか?

ちなみに私は企業型DCの制度設計や導入に関わっており、個人的な相談を受ける事も多くあります。

そして、話を聞くと投資対象を分散した方が良い事はだいたいの方が理解されています。

しかし、誤った考え方でポートフォリオを組まれているケースが非常に多い印象です。

マネ夫
マネ夫

今日は、iDeCoや企業型確定拠出年金でのポートフォリオ作りで、良く陥ってしまう間違いについて解説するよ!

☑ポートフォリオの重要性
☑年齢に応じたポートフォリオの組み方
☑DC制度の中だけで組むのは誤り
☑DCで定期預金には預けるのは無駄
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ポートフォリオを組む重要性

ポートフォリオ

投資対象を分散する事によってリスクを優位に低減する事ができます。

例えば、値上がりが期待できる企業1社の株へ全資産を投資したとします。

もしも倒産すれば、全ての資産を失う事になりますよね?

そこで、同じくらい値上がりが期待できる2社へ半分づつ投資しておけば、どちらか1社が倒産しても、半分の資産は守られます。

これが分散によるリスク低減効果です。

また、投資信託で株式へ投資すれば、銘柄こそ分散されますが、株というアセットクラスは銘柄が異なっても値動きの相関関係が高いです。

例えば、リーマンショックなどの金融危機が起これば、ほとんどの株価が同時に下落します。

なので、資産運用としてのリスク低減は十分とは言えませんよね。

期待リターンはなるべく高いまま、リスクだけを低減したいものです。

そこで、株、不動産、債券、金、定期預金などの相関関係の低い様々なアセットクラスへ分散投資する事で、さらなるリスク低減を図ることができます。

効果的に複数のアセットクラスに分散したポートフォリオを組みましょう。

分散によるリスク低減効果については以下の記事をどうぞ

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年齢に応じたポートフォリオの組み方

年齢に応じて、適正なポートフォリオは個人ごとに異なります。

なぜならば、確定拠出年金では資産運用できる期間にリミットがあるからです。

基本的に60歳を迎えた時に一時金で受け取るケースがほとんどです。

50歳以降に加入した場合や年金受け取りを選んだ場合、途中で死亡した場合などはこの限りではありませんが
いったん60歳に到達するまでに残された期間をターゲットと考えて資産運用しましょう。

そして、年齢が高くなればなるほどリスクが高い資産への投資は危険になります。

年齢が若いうちは累積の掛け金も少なく、残された期間も長いので、たくさんリスクを取って高い期待リターンを狙うのが良いのですが、残された期間が短いならば、大きなリスクを取るのは命取りとも言えます。

株式へ100%投資していれば、1ヶ月の間に資産が20%以上減ってしまう事もザラですからね。

リーマンショック時には半分くらいになってしまったので、60歳を迎えるギリギリに大暴落を受けると、これまで積み上げてきた年金の大半を失ったままフィニッシュ!となる事も考えられます。

このような大暴落も数年も待てば回復するものですが、確定拠出年金制度では運用できる期間にリミットがある為、残り年数が少ない時期に大きなリスクを取るのは危険と考えられます。

年齢が高くなるにつれて、高リスクな株式の保有比率を引き下げて、債券や現金などのリスクが低いアセットの比率を高めるポートフォリオを構築する方法が、一般的にはおすすめです。

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DCの中だけでポートフォリオを組むな!

しかし、確定拠出年金(DC)に掛けられた資産だけを見て、ポートフォリオを考えるのは間違い!

なぜならば、手持ちの現金や確定拠出年金以外に保有する資産がまったく考慮されないからです。

例えば、DCに1,000万円の資産がある時、株に500万円、定期預金に500万円のポートフォリオを組んだとします。

定期預金は元本保証なので目減りする事はありませんが、株は大きく変動しますよね。

仮に株が半分になってしまった時は、合計1,000万円の資産が750万円にまで減ってしまうので、いっけん大きな痛手を負ったように思えます。

しかし、手元に貯金が9,000万円ある人にとっては、合計1億円が9,750万円になっただけです。

250万円くらいの損失は全資産の2.5%なので誤差のようなものです。

逆に貯金が500万円しかない人にとっては、合計1,500万円が1,250万円になってしまうので、約17%の損失になります。

これは、なかなかの痛手ですよね。

つまり、確定拠出年金の口座内で運用される資産だけを見てポートフォリオの配分を考える事は無意味で、手持ちの貯金、株式、保険、不動産など、保有する全ての資産を合計した上でポートフォリオを考えるのが適正です。

なので、その他の保有資産とリスク許容度がわからない状態では、確定拠出年金の中だけを見ても、適性なポートフォリオは組めないのです。

リスク許容度については以下の記事で解説してます

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DCで定期預金に預けるのは無駄

投資耐性の無い方は、老後の財源をリスクにさらす事を過度に恐れがち。

その為か、特に企業型の確定拠出年金では定期預金や保険商品などの元本保証型資産に預けられる比率が高いです。

しかし、手元にある程度の現金があるのならば、DC口座で定期預金などを選ぶのは得策ではありません。

確定拠出年金制度の最大のメリットは、投資による利益に対して課税されない事です。

定期預金の金利なんて微々たるものですから、僅かな利息に対して課税を免れた所で、たいした意味はありませんよね。

手元に現金があるのであれば、DC口座では積極的に高いリターンを狙い、非課税の恩恵をフルに活用するのが得策です。

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まとめ

確定拠出年金の中だけでポートフォリオを考えるのは誤りです。

保有する資産全体を俯瞰したポートフォリオを組むのが適正なやり方です。

そして、確定拠出年金の口座内でこそ、積極的にリターンを狙って、非課税の恩恵をフル活用しましょう。

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