債務償還年数とは?計算式や見方を徹底解説!

債務償還年数とは?計算式や見方を徹底解説 ファンダメンタル分析講座
マネ夫
マネ夫

債務償還年数について解説するよ!

債務償還年数とは事業活動で得られたキャッシュフローで、借金の返済をするのに何年かかるかを表した指標です。

この指標は、投資家だけでなく、お金を貸し付ける立場である金融期間が特に重要視している指標です。

お金を貸す立場の金融機関からすれば、企業の返済能力を評価するのは当たり前の事ですよね。

計算式は、債務償還年数=(有利子負債合計-正常運転資金)÷キャッシュフローです。

債務償還年数の指標を計算する上での有利子負債は、短期借入金と長期借入金を合計したもので見ますが、全てを返済対象として計算する訳ではありません。

事業をおこなうには、常に運転資金が必要ですから正常運転資金は有利子負債から差し引いて考えます。

正常運転資金とは売掛金+受取手形+棚卸資産を合計したものから買掛金と支払手形を差し引いたものです。

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債務償還年数で何がわかるの?

債務償還年数を見れば借金を何年で返せるのかがわかります。

例えば、有利子負債が40億円、正常運転資金は10億円だったとします。

次にキャッシュフローは5億円の場合、債務償還年数は6年になります。

債務償還年数1

次に、有利子負債が60億円、正常運転資金は10億円だったとします。

そして、キャッシュフローは同じ5億円の場合、債務償還年数は10年になります。

債務償還年数2

債務償還年数は不動産投資でも良く使われる考え方です。

家賃収入で何年でローンが返済できるかを計算する時に使われます。

つまり、企業経営においても債務償還年数は短い方が余裕があると言えます。

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債務償還年数の見方

債務償還年数は、一般的に10年程度であれば問題ないと言われます。

しかし、長期借入金が多い場合は、もう少し長くても良いでしょう。

長期借入金は資産性のある不動産などの取得目的に使われますから、必然と返済年数も長くなる傾向があります。

個人の場合でも住宅ローンを組む場合は35年とかですよね。

金融機関としても不動産自体が借金の担保になるので、返済期間が少々長くても大丈夫なんですね。

しかし、短期借入金の割合が多い場合は注意が必要です。

短期借入金は1年以内に返済する必要がありますから、計算上の債務償還年数よりも早く返済する必要があります。

有利子負債のトレンドを確認して、短期借入金が増えている場合は債務償還年数が十分に短い年数になっているか注意しましょう。

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まとめ

債務償還年数は、企業の返済能力を見る為の指標となります。

できるだけ短い方が安全性が高いと言えますね。

ただし、業種によっては不動産や大型工場設備などの購入目的で、長期借入金の割合が多くなるビジネスモデルもありますから、同業他社と比べて債務償還年数が特別長くなっていないかチェックしてください。

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