インフレの原因とは?仕組みと影響を解説!どうなる日本!

金持ち思考

アベノミクスで掲げられているインフレ率2%の目標。

ここ数年で食料や生活雑貨の値段が少しづつ値上がりし始めています。2019年もアイスクリームやお菓子、飲料など、生活雑貨も含めた様々な商品の値上げが予定されていますね。

残念。

1000円カットで有名なQBハウスもついに値上げしましたね!更には1000mlの牛乳で、値段はそのままで900mlに減らしている商品なども出ています。

いわゆるステルス値上げ。

足元では本格的なインフレが始まっているのでしょうか?

しかし、サラリーマンの収入は下がる一方。厚労省が発表している実質賃金統計も、数値を操作していた事がバレて2018年は実質賃金マイナスだったと認めています。

さて、多くの人は「インフレ=景気が良くなる」と思っているのではないでしょうか?

半分正解ですが半分間違いです。

インフレという現象にも細分化するといくつかの原因やメカニズムがあって、場合によっては景気は良くならず、国民の暮らしはますます苦しくなります。

インフレの仕組みをしっかりと理解して、今から対策を考えておきましょう。

★この記事でわかる事
☑インフレとは
☑インフレの種類と原因
☑インフレ・デフレ対策
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インフレとは

インフレとはインフレーション(Inflation)の略。簡単に言うと「物」の値段が高くなる事です。逆に言うと「お金」の価値が低くなるとも言えます。反対に「物」の値段が下がる事をデフレと言います。デフレーション(Deflation)の略です。

昔は自動販売機の缶ジュースも100円で買えていましたが、今は130円出さないと買えませんよね?いっぽうで、テレビやパソコンなどのように、企業の技術革新や生産性向上によって、生産コストが下がり、価格競争などによって値下がりしている商品群もあります。

今では、そこそこ良い性能のノートパソコンが10万円も出せば買えますが、昔は30万円とかしていましたね~。

インフレといっても全ての物が目に見えて一律に値上がりする訳ではありません。複数の要因が複雑に絡みあって、様々な物の値段が上がったり下がったりするので、少しのインフレは体感しにくいです。

総務省が様々な商品群の価格を調査して「消費者物価指数」という統計をとってますので、この指標=インフレの指標と考えて良いでしょう。

直近の日本では少しだけインフレになっていますが、ここ20年以上は、ほぼ横ばいですね。

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インフレの種類と原因

それではなぜインフレが起こるのでしょうか?

世間的には「インフレ!インフレ?」と一言で語られます。

しかし、インフレが起こるメカニズムはいくつかあって、それぞれの原因や仕組みを理解しておかないと適切な対策は打てません。

コストプッシュインフレ(供給インフレ)

原材料の価格や生産コストが上がる事で、販売される製品の値段が上がる現象です。

原材料を海外から仕入れる場合は為替の変動も影響します。

円安になれば海外からの仕入れ価格が高騰します。

さらに、新しい技術分野では優秀な人材確保の為の人件費高騰も起こりがちです。こういったコストは製品価格に転嫁されます。

ディマンドプルインフレ(需要インフレ)

需要の増大によって価格が吊り上がる現象です。

供給できる量に対して、需要が上回ると価格は上がっていきます。レア商品にプレミアム価格が付くのも、需要と供給の原理です。

もっとお金を出してでも欲しいと思える商品が世の中に増えたり、景気が良くなって全体的な収入が増える事で、財布のヒモが緩み、全体的な消費額も増えます。

すると物価も上昇する傾向になります。

アメリカでは消費マインドが強く、毎年2%程度物価が上昇しています。

財政インフレ

政府が国債を発行し、日銀が紙幣を印刷して国債を買います。

そして新たに印刷された紙幣は政府が公共事業に使う事で、世の中に出回ります。

すると、世の中全体のお金の量が増えるので、物価が高騰します。

物価が高騰すると言うよりも、通貨の量が増える事で、相対的に通貨の価値が低くなると言った方がイメージしやすいですね。

財政インフレ

信用インフレ

一般的な銀行は信用創造という手法でお金を増やす事ができます。

普通、まとまったお金は紙幣のまま、自宅で保管したりしません。

銀行へ預けますよね?

銀行は企業や個人などから預かったお金を、他の企業や個人へ又貸しして、利息を取る事で儲けていますが、預かった紙幣をそのまま貸付けしているのでしょうか?

そうではありません。

銀行がお金を貸す時は「預金」という通帳に記載されるタダの数字で貸付します。

一部は紙幣として引き出されたとしても、全額引き出されることはないので、貸し付けしている総額分の紙幣を準備する必要はないんです。

つまり通帳に数字を記入するだけの「預金」という形であれば、紙幣が無くてもお金を貸せてしまうのですね。

銀行は自分で保有している紙幣の7倍以上のお金を貸していると言われています。

銀行の信用力で貸しているという事です。

このような信用創造で貸されるお金が増えると、世の中に供給されるお金が増えますのでインフレになります。

サブプライムローン問題を発端に起こったリーマンショックの原因も、こうした行き過ぎた信用創造が原因です。

信用創造によってバブルとなり、たくさんの債務不履行が発生した結果、大量の不良債権を抱えたリーマンブラザーズは破綻しました。

信用創造の仕組みについては以下の記事で解説しています。

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インフレ・デフレ対策

インフレになると、個人の生活にはどんな影響があるのでしょうか?

物価が上昇するという事は、通貨の価値が低くなる事と同じです。つまり、銀行などに預けているお金の価値も低くなるので、せっかく頑張って貯めた貯金も実質的に目減りしてしまいます。

全体的なインフレ対策としては、現金から株や不動産、金などの物的資産に替えて保有する事で価値の下落を防ぎましょう。

ディマンドプルインフレの場合は労働者の賃金も向上します。貯金の価値は減ってしまいますが、労働収入は増える傾向なので、稼げる能力をつけておく事が一番のインフレ対策になります!

コストプッシュインフレの場合、物価は上昇し、景気は良くなる訳ではないので収入はたいして上がりません。貯めていた貯金の価値も低くなるという3重苦になります。生活水準を上げないように工夫しましょう。

また、行き過ぎた財政インフレや信用インフレになっていないか、市場の動向に敏感になり、よくチェックすると良いです。投資している方はインフレを望みますが、バブルもどこかで崩壊します。今がバブルだと思ったらリスク資産から現金へ資産を移すなどの対策をしましょう。

デフレになると、お金の価値は向上します。貯金をたくさん持っている人はウハウハですね。しかし収入は減少傾向になるので、富を持たざる者には厳しい環境になります。

気をつけて欲しい事が、ひとつ。デフレでお金の価値が上がるという事は借金の負担も相対的に重くなります。デフレ経済下では借金をしない事と、生活していく上での固定費をできるだけ上げないようにして貯蓄に励みましょう。

まとめ

日本もハイパーインフレーションなどが起こる可能性がゼロではありません。今のところそのような可能性は低いですが、インフレの仕組みを正しく理解して、いつでも最善の対策が打てるように考えておきましょう。

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