手元流動性比率とは?計算式や見方を徹底解説!

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マネ夫
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手元流動性比率について解説するよ!

まず、手元流動性とはすぐに現金にできる資産の事です。

現金や預金そのものに加えて、すぐに売って現金化できる短期保有目的の有価証券を含みます。

つまり、流動資産の合計から売掛金・受取手形、棚卸資産などを除いたものが手元流動性なんですね。

計算式は「手元流動性比率=(現預金+短期保有有価証券)÷売上÷12ヶ月」です。

手元流動性比率は、一般的に年間の売上を12ヶ月で割って、1ヶ月当たりの倍数で表現する事が多いですが、中には365日で割って、1日当たりの倍数で表現される場合もありますので、単位には注意が必要です。

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手元流動性比率で何がわかるの?

手元流動性比率を見ると、短期の支払いが安全にできるのかどうかがわかります。

短期の支払いが安全にできるかどうかを見る為の指標は手元流動性比率以外にも、自己資本比率や流動比率、当座比率などがありますが、一番確実なのが手元流動性比率を見る事です。

例えば年間の売上が120億円だったとしましょう。

1ヶ月当たりの売上は平均すると10億円です。

そして、現預金と短期保有目的の有価証券の合計が30億円だとすると、この会社の手元流動性比率は3倍になります。

手元流動性比率1

つぎに、年間の売上が同じ120億円の会社でも、現預金と短期保有目的の有価証券の合計が50億円あった場合はどうでしょうか。

1ヶ月当たりの売上の平均も同じ10億円なので、手元流動性比率は5倍になります。

手元流動性比率2

手元流動性比率を見ると、売上に対して現金同等物が何ヶ月分あるのかがわかるので、短期の支払能力の安全性を見る事ができます。

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手元流動性比率の見方

一般的に企業間の取引は掛け取引が主流なので、売上代金を回収するまでには時間がかかります。

その為、1ヶ月間の売上代金を回収するまでには、売掛金や棚卸資産などを除いた、手元の資金で支払いをまかなわなければなりません。

一般的には1倍以上である事が望ましいです。

手元流動性比率が1倍を下回ってくると、売上代金を回収したお金で月々の支払をまかなう事になります。

その為、売上代金の回収が焦げ付いた場合には、月々の支払いが難しくなる可能性が高まります。

原価や人件費・経費が売上げに対して低く、売上利益率の高い企業の場合は、支払いにも余裕がありますが、売上利益率が低い企業の場合は特にチェックしておくべき指標です。

流動比率でも支払いの安全性をチェックする事はできますが、手元流動性比率を見た方が、より確実に安全性を分析する事が可能です。

》流動比率とは?計算式や見方を徹底解説!

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まとめ

手元流動性比率は高い方が安全ですが、あまりに高すぎると資金を有効活用できていないと判断する事もできます。

1倍を下回ってくると資金繰りが厳しい危ない企業かもしれません。

経営が安定した大企業の場合は、1.5倍以上あれば問題になる可能性も少ないので、安全性を見る場合は手元流動性比率をチェックしてください。

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