自己資本比率とは?計算式や見方を徹底解説!

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マネ夫
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自己資本比率について解説するよ!

自己資本比率とは、経営するために必要な資産の内、何%を自己資本でまかなっているかを表す指標です。

B/S(貸借対照表)の負債を含めた総資産に対して自己資本がどれくらいの比率で経営しているかを表します。

計算式は「自己資本比率= 自己資本 ÷ 総資産」です。
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自己資本比率で何がわかるの?

通常、企業経営における資金調達の手段は4つあります。

★企業が資金を調達する4つの方法
①起業家が最初に起業した際に用意する資本金と、後から資本金を追加する増資。
②上場時に株の一部を売却するか新規発行して株主から資金を集める方法。
③企業経営によって利益を生み出し、自ら稼ぎ出す方法。
④社債の発行や、金融機関から借り入れする方法。

この内、①、②、③の、方法で調達した資金が自己資本になります。

自己資本は返済する必要がありません。

④は負債ですね

例えば資産100億円の会社の自己資本が40億円だったとしましょう。

差し引きして負債は60億円。

100億円の総資産でビジネスを行っていますが、自己資本は40億円なので、この会社の自己資本比率は40%になります。

自己資本比率40%

一方、同じ総資産100億円の会社でも、自己資本が80億円あった場合はどうでしょうか。

差し引きして負債は20億円です。

100億円の総資産でビジネスしていますが、自己資本は80億円なので、自己資本比率は80%になります。

自己資本比率80%

このように、自己資本比率を見ると、その会社が返済の必要がない自己資本でどれくらい経営を回しているか?という事がわかってきます。

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自己資本比率の見方

自己資本比率が高ければ、できるだけ借金をせずに自分のお金で経営を回しているという事がわかります。

自己資本は誰にも返済する必要がないので、例え利益が少なくなっても借金返済に困る可能性が少ないという風に判断できます。

一般的には40%以上あれば、とりあえず倒産の危険性は少ないと言われます。

借金が多ければ、元本の返済に追われるだけではなく、利息の支払い負担も大きくなるので
利益をしっかり出せないと、経営が苦しくなりやすいんですよね。

しかし、利益が順調に出せているのであれば、借金をしてでも早く事業拡大をした方が儲かる可能性も高いので自己資本比率が高い事は一長一短とも言えます。

実は「自己資本比率」って「財務レバレッジ」と相反する指標なんですね。

自己資本比率が高くなると借金が少なくて安全な企業と判断できる反面、財務レバレッジは低くなるので、ROEも低くなりやすく、株主からすると経営効率が悪いと判断する事もできます。

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まとめ

自己資本比率を見れば、企業の安全性を測る事ができます。

いっぽう、借金によるリスクはあまり取らずに、事業拡大には消極的という見方をする事もできます。

長く安定した経営が続いている企業では、これまでに稼いできた利益の累積があり、自己資本比率は割と高い傾向になります。

しかし、大企業でも楽天やソフトバンクなどの様に、自己資本比率が低い企業があります。

積極的に借金を活用して短期間に事業拡大して成功しているケースもあるので、一概に自己資本比率だけを見て安全性ばかりに注目する必要もありません。

借金が多くても、利益率が高く返済に余裕があれば問題ありませんからね。

以下の指標も合わせて確認し、総合的に判断しましょう。

》総資本回転率とは?計算式や見方を徹底解説!

》当期純利益率とは?計算式や見方を徹底解説!

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